研究課題/領域番号 |
16K03279
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中林 暁生 東北大学, 法学研究科, 教授 (70312535)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 表現の自由 / パブリック・フォーラム / 公立図書館 / 学問の自由 / 大学 / 制度理論 / 制度 / 図書館 |
研究成果の概要 |
本研究は、大学や公立図書館などの制度と精神的自由との理論的な関係を解明した。大学や公立図書館は、学問の自由・表現の自由にとって不可欠な制度であるが、一定程度の裁量的判断が認められているという特徴を有している。本研究は、このような制度と学問の自由・表現の自由とはどのような関係に立っているのかを理論的に解明した。この結果、学問の自由・表現の自由の保障に不可欠なこれらの制度を理論的に取り込んだ精神的自由論を構想することが可能になった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、大学や公立図書館などの制度が、学問の自由・表現の自由とどのような関係に立っているのかを理論的に解明した。本研究の意義は、大学や公立図書館が学問の自由・表現の自由の保障にとって重要な役割を演じているということを抽象的あるいは予定調和的に説くのではなく、相互の理論的関係を丁寧に分析したという点に見いだすことができる。本研究の結果、精緻な精神的自由論を構築していくことが可能になった。
|