研究課題/領域番号 |
16K03321
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際法学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
洪 恵子 南山大学, 法学部, 教授 (00314104)
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研究分担者 |
竹内 真理 神戸大学, 法学研究科, 教授 (00346404)
竹村 仁美 一橋大学, 大学院法学研究科, 准教授 (10509904)
坂巻 静佳 静岡県立大学, 国際関係学部, 准教授 (10571028)
廣見 正行 上智大学, 法学部, 研究員 (20707541)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国際法 / 人道に対する犯罪 / 国連国際法委員会 / 多数国間条約 / 国際刑事法 / 国際刑事裁判所 / 国際立法 / ICC / 国際法委員会 / 国際法委員会(ILC) / 国際慣習法 / Crimes against Humanity |
研究成果の概要 |
本研究は、国連国際法委員会(ILC)において審議が行われている「人道に対する犯罪」の条約化の試みの理論的・実践的意義と課題を検討することを目的とした。毎年提出されるILC報告書を検討し、その成果をDraft Comment on Crimes against Humanity にまとめて、日本選出のILC委員である村瀬教授を通じて、ILCでの審議において問題提起や提言を行った。並行して、ILCの議論を通じて提起される各論点を理論的に深化・発展させる作業を行い、その成果を論文や学会報告の形で発信した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義として、第1に、これまで国内で注目されていなかった「人道に対する犯罪」の条約化についての議論を先導し、かつ国外の議論に見られなかった条約に対する批判的な視座を提供したという学術的意義に加え、第2に、その研究成果を、ILCの審議に反映させることで、理論と実践の架橋を行ったという社会的意義が挙げられる。
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