研究課題/領域番号 |
16K03592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済統計
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
西埜 晴久 広島大学, 社会科学研究科, 教授 (20305410)
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研究分担者 |
各務 和彦 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (00456005)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 所得分布 / 経済統計 / 計量経済学 / MCMC法 / ベイズ統計学 / ベイズ法 / 時系列 / 経済統計学 / 所得・資産分布 |
研究成果の概要 |
本研究期間にて、日本の所得のグループデータを用いて、5つのパラメータを持つ一般化ベータ分布の推定を行った。同分布はパラメータの数が5つと多いため、推定の際にパラメータの識別性が問題になると考えられるが、ベイズ的な手法であるマルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC法)をを利用することでパラメータの間の相関を調べて、柔軟に推定することが出来たと考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、所得分布をグループデータによって推定することが出来るようになった。そこで、所得分布の形状および変化を定量的に分析できるようになった。こうした所得分布の形状や変化に関する知見は社会保障政策を策定する際の基礎的な材料として利用できるものと考えている。 また、こうした計量分析の手法は所得データ以外の経済・金融データに応用できると考えられる。さらに、個票のようなマイクロデータを利用して計量分析を行うことで、より精しい所得分布の情報が得られると考えているが、その点については、今後の研究に任せたいと考えている。
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