研究課題/領域番号 |
16K03630
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 中央大学 (2017-2020) 九州大学 (2016) |
研究代表者 |
実積 寿也 中央大学, 総合政策学部, 教授 (20325690)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | スマート社会 / ブロードバンドエコシステム / OTT / ネットワーク中立性 / 産業政策 |
研究成果の概要 |
本研究は、ブロードバンド社会において要請される政策のあり方について分析を行った。まず、ネットワーク事業者とOTT事業者の間の競争バランス問題に帰着できるネットワーク中立性問題について、わが国の産業構造を踏まえた解決提案を行い、主要な成果については英文書籍の一部としてまとめた。当該知見を活用し、OTT事業者主導型産業構造で必要とされる競争フレームワークに必要とされる条件に関し知見を得、同じく、英文書籍の一部として刊行予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの研究成果をブックチャプターとして英文書籍に収載するとともに、TPRCといった国際会議等で報告することにより、わが国のネットワーク中立性への取り組みなどに関する情報を発信した。これらにより、欧米の産業構造や価値観のみに基づいて進められつつある国際的なルール形成を巡る議論が、わが国の独自性を反映できるような柔軟性をもちうる複眼的視点を持つ形に転換することを目指した。さらに、総務省の研究会等(「ネットワーク中立性に関する研究会」、「ネットワーク中立性に関するワーキンググループ」など)への参画を通じて、政策形成への貢献も行った。
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