研究課題/領域番号 |
16K03650
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
友原 章典 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (80448810)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 移民 / 直接投資 / 貿易 / 貿易収支 / 海外直接投資 / 国際貿易 / 知的財産 / 経済政策 |
研究成果の概要 |
少子高齢化による将来的な国内貯蓄の減少や生産年齢人口の減少などは経済的に負の側面をもたらすとされています。持続可能な経済成長を達成するために提案されている海外から直接投資の流入の促進や外国人の受け入れ拡大ですが、これらの国際的な経済活動には相互作用が働いて、予期しない結果がもたらされる場合があります。たとえば、短期の時間では、直接投資の流入の促進と外国人の受け入れ拡大の効果が相殺される可能性です。この研究の成果は、今後の貿易・産業・移民労働政策をめぐる議論に、有用な示唆を与えるものと考えています。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究では、経済のグローバル化を資本や労働など生産要素の国際的な移動という観点から、2国間の資本(お金)や労働(人)の移動に関するデータを用いて、それら生産要素の国際移動に関する相互作用について実証研究を行いました。この研究の特色は、人の移動に関しては移民だけではなく、国際観光客なども考察の対象としており、これまでの研究では十分な議論がされていないような様々なお金と人の組み合わせのパターンを考察したことです。生産要素の国際移動に関する相互作用に関して、短期と長期という新たな視点を導入して体系的・包括的に議論することにより、将来の国際経済政策をめぐる議論に役に立つ示唆を示せたと考えます。
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