研究課題/領域番号 |
16K03655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
直井 道生 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (70365477)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 中古住宅市場 / サーチ / マッチング / 不動産価格 / 住宅価格 |
研究成果の概要 |
我が国の既存住宅市場は、諸外国と比較して取引のボリュームが極めて小さいことが知られている。既存住宅市場の活性化は重要な政策課題であるにもかかわらず、その市場取引を阻害する要因や、市場活性化を目的とした様々な政策介入の評価に関わる実証的なエビデンスは非常に限定的であるといえる。 上記を踏まえ、本研究課題では2つの独立した相互に関連するテーマを扱う。具体的には、(1)既存住宅のマッチング効率性の測定、および(2)マッチング効率が取引件数や価格水準に与える影響の評価を行う。そのうえで、既存住宅市場を対象とした様々な政策の定量的評価を最終的な目的とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中古住宅市場の活性化は、我が国が直面する重要な政策課題であるが、どういった要因が市場の活性化を阻害しているのか、また、政策的な介入がどの程度のインパクトを持つのかといった点については、必ずしも実証的なエビデンスが得られているわけではない。そのため、本研究課題の知見は重要な学術的意義を持つ。これに加え、住宅取引におけるマッチング効率性の計測は、中古住宅市場の活性化を目的とした政策の評価に不可欠な情報である。その意味で、前述した学術的意義に加えて、本研究は政策的・社会的にも重要な意義を持つといえる。
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