研究課題/領域番号 |
16K03657
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
庄司 匡宏 成城大学, 経済学部, 教授 (20555289)
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研究分担者 |
新井 学 成城大学, 経済学部, 准教授 (20568860)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 自然災害 / ソーシャルキャピタル / 社会的選好 / コミュニティ / 信頼 / 犯罪 / 人身売買 / 社会的孤立 / 経済政策 / 実験系心理学 |
研究成果の概要 |
本研究は、大規模災害時に人々の信頼や規範が形成、減退する変動メカニズムを解明することを目的とした。これにより、被災地において治安の悪化や協調行動が促されるメカニズムを実験、実証的に示した。また、災害時におけるコミュニティや教育機関の役割も分析した。これらの知見は、学術雑誌だけでなく国際機関や一般向け雑誌などでも発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特色は、被災地における二つの定式化された事実を説明する点であった。定式化された事実とは、「被災地では人々の信頼関係や社会規範が改善する可能性も悪化する可能性もあること」、そして「匿名の相手や有限期間の関係の相手とでも協調行動が起こること」である。これら各国の被災地で観測される現象のメカニズムを解明することで、今後起こりうる大規模災害に対しても有効となる、望ましい復興支援の在り方を追求した。
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