研究課題/領域番号 |
16K03677
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
太田代 幸雄 南山大学, 経済学部, 准教授 (30313969)
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研究協力者 |
柳瀬 明彦
蔡 大鵬
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 動学的国際貿易理論 / 内生的出生率 / 国際間労働移動 / 国際貿易パターン / 失業 / 人的資本 / 比較優位 / 国際貿易政策 / 国際貿易 / 国際的人口移動 |
研究成果の概要 |
21世紀を迎え,経済はグローバル化の進行とともに,少子高齢化を始めとした問題も抱えるようになっている。本研究においては,これまであまり重要視されてこなかった人口変動という要素と国際貿易という要素,さらには国際間における労働移動という要素を統合し,新たな視点で国際貿易理論を構築することであった。さらに,国際的な経済環境における貿易政策の効果についても,併せて分析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの研究から明らかになっている事実としては,時間を通じた国際的な国際貿易パターンに関する原則は,人々の保有する資本設備の増加や子育てに際して発生するコスト,あるいは労働移動に関する費用と便益の大小関係によって決定される。この原則を用いて分析を拡張するとき,各国経済において,自由貿易下(および経済政策の実施の下)における人口構成,技術水準,および貿易パターンの変化を導くことが可能であると予想される。したがって,本研究の成果は,深刻な少子高齢化問題に直面している先進国や人口過多が生じている途上国の経済活動に関する新たな政策基準等に対して貢献すると考えられる。
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