研究課題/領域番号 |
16K03690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
岡川 梓 国立研究開発法人国立環境研究所, 社会環境システム研究センター, 主任研究員 (20550065)
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研究分担者 |
堀江 哲也 上智大学, 経済学部, 准教授 (40634332)
日引 聡 東北大学, 経済学研究科, 教授 (30218739)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 農業経営の効率性 / 出荷先選択 / 作物選択 / 環境保全 / 環境保全型農業の選択 / 農業経営の効率化 / 農業政策 / 効率性評価 / 経済政策 / 経済政策論 |
研究成果の概要 |
農業の生産性・効率性上昇のためには、農業経営の大規模化を図ることと、高付加価値化が重要であることが従来から指摘され続けてきたが、いまだ実現できていない。本研究では、農家の効率性評価を行い、地域、出荷先、環境保全への取り組みと非効率性との間に統計的な関係がみられることを示した。とくに出荷先の選択は農家の経営技術が反映されていると考えられ、農協頼みでない農業経営が効率性の高さと相関することがわかった。また、作物選択と環境保全への取り組みについても統計的な関係が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の農業政策がもたらし続けてきた農業生産の非効率性に関する先行研究は、記述データによるものが数多く存在するが、定量的に評価した先行研究は近年は限られており、中でも農林業センサス個票データを用いた点に本研究の特色がある。
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