研究課題/領域番号 |
16K03723
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
浦坂 純子 同志社大学, 社会学部, 教授 (70289338)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | NPO / 社会貢献活動 / キャリア / 多様化 / 就業意識 / ゆとり教育 / アクティブラーニング / 若年労働者 / キャリア構想 / キャリア実現 / 暮らしぶり / ワークライフバランス / 転職 / 奨学金 / NPO / 就業 / セカンドキャリア |
研究成果の概要 |
本研究を通じて、若者のキャリアの選択肢が多様化しており、それには少なからず教育が寄与していることが分かった。キャリア教育やゆとり教育の評価は様々であるが、これらが若者にとって自分自身の将来を展望する契機となり、社会情勢の変化を見極めつつ、いかにキャリアを形成するかという意識を高めている。しかしながら、成育環境によっては学びの機会を十分に生かしきれない場合があることも事実である。その点を多方面から支援することが、若者にキャリアの選択肢としてのNPO・社会貢献活動に目を向けさせるための喫緊の課題であるといえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、経済学のみならず他の学問分野を横断した学際的アプローチを採用している。労働者の生涯にわたる持続的なキャリア形成を考察するにあたって、単純なキャリアステージ間の移行だけでなく、就業とNPO・社会貢献活動のようにキャリアステージが重なり合うことを想定している点に特徴がある。議論に際しては、量的調査による客観的な論拠に基づく含意を明確に打ち出した。今後のNPO・社会貢献活動の担い手として期待される若者のキャリアの選択肢がいかに形成され得るのかという知見は、国の教育政策に示唆を与えると共に、関係する学問分野や現場へのフィードバックも期待できるだろう。
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