研究課題/領域番号 |
16K03747
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
後藤 尚久 北九州市立大学, 経済学部, 教授 (20275118)
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研究分担者 |
福重 元嗣 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (10208936)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地域金融機関 / ガバナンス / 金融論 / 地域金融 |
研究成果の概要 |
本研究では、地域金融機関として信用金庫と信用組合を取り上げ、その財務状況とガバナンス構造の関係を実証的に明らかにしようとしたものである。信用金庫や信用組合は協同組織型金融機関であり、その目的は利潤最大化ではなく、会員や組合員の利用利便性などであると考えられる。したがって、ガバナンスの目的も株式貸家である銀行とは異なると考えられる。実証的には、役員数などガバナンス変数が、利益水準・利益率に影響を与えているとは明確に言えなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究は、地域の中小・零細企業にとって重要な資金供給源となっている信用金庫と信用組合を取り上げ、その利益水準や利益率とガバナンス構造の関係を分析している。銀行と比して規模が小さく利潤を追求しないため、その経営状況は厳しいと考えられ、今後のあるべき経営戦略について考察するために重要な研究分野であると思われる。
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