研究課題/領域番号 |
16K03752
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2019-2020) 東京理科大学 (2017-2018) 東京経済大学 (2016) |
研究代表者 |
柳瀬 典由 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (50366168)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 保険論 / 企業金融 / デリバティブ / リスクマネジメント / 企業価値 / メインバンク / リスクファイナンス / ERM / コーポレートガバナンス / 保険 / コーポレートファイナンス / 金融・ファイナンス |
研究成果の概要 |
財務・市場データ等を用いたパネルデータセットを構築し,日本企業のデリバティブを活用したリスクヘッジ戦略を実証的に考察し,その成果を査読付海外学術誌に掲載した。さらに,全社的リスクマネジメントに関する実態調査として,企業のリスクマネジャーとの定期的な研究会を継続的に実施し,具体的な事例研究として国内学術誌に掲載した。最後に,ファイナンス理論と保険論との橋渡しをするために,国内外の企業のリスクマネジメントに関する学術研究の動向について体系化を行うとともに,当該研究分野を網羅したリスクマネジメントに関する書籍を出版した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年高い関心を集める日本企業のリスクマネジメントという現象に対して、理論的な枠組みをベースに、日本企業に特徴的な資金調達環境を考慮し、多面的な実証研究を行うことで、その実態を定量的に把握することは,社会的意義が大きい。また,ファイナンス理論に基づいた企業リスクマネジメント研究を体系的に整理しつつ、具体的な研究成果を蓄積することによって、わが国の保険論研究にも一石を投じることができた。本研究の全体的成果は、個々の研究成果にとどまらない、ファイナンス理論と保険論の融合に関する研究分野全体に対しても、重要な学術的貢献があると考えられる。
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