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イギリス帝国におけるスコットランド人の役割:グラスゴー西インド協会を事例として

研究課題

研究課題/領域番号 16K03798
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経済史
研究機関関西大学

研究代表者

熊谷 幸久  関西大学, 経済学部, 准教授 (20570253)

研究期間 (年度) 2016-10-21 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードグラスゴー / 西インド貿易 / 砂糖関税 / スコットランド / イギリス帝国 / 砂糖 / 関税 / グラスゴー西インド協会 / 砂糖貿易 / 西インド利害関係者 / 経済史
研究成果の概要

本研究では、19世紀初頭にスコットランドのグラスゴーの西インド貿易商人・プランテーション経営者によって設立されたグラスゴー西インド協会の活動について調査をおこない、(1)従来論じられてきた奴隷制度廃止問題以外にも、同協会は西インド貿易に関連する様々な問題に対応していたこと、(2)東西両インド産砂糖に対する関税の均一化問題において、同市の西インド利害関係者と東インド利害関係者の双方が政府や議会に対して積極的にロビー活動をおこなったこと、(3)1830年代に至ってもグラスゴーでは、西インド利害関係者が地方政治や商工業界において大きな影響力を保持していたことが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年のイギリス経済史・帝国史研究に大きな影響を与えた「ジェントルマン資本主義論」においては、帝国内のスコットランドの役割が過少評価されてきた。これに対して、本研究は、19世紀前半のグラスゴーの西インド利害関係者や東インド利害関係者の政府や議会に対するロビー活動を明らかにすることで、スコットランド人のイギリスの通商・帝国政策に対する貢献を主張する。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 書評 川分圭子著『ボディントン家とイギリス近代―ロンドン貿易商 1580-1941』2019

    • 著者名/発表者名
      熊谷幸久
    • 雑誌名

      経営史学

      巻: 53巻4号 ページ: 52-54

    • NAID

      40021847544

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] 1789年 自由を求める時代2018

    • 著者名/発表者名
      島田 竜登編
    • 総ページ数
      300
    • 出版者
      山川出版社
    • ISBN
      9784634445086
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2016-10-24   更新日: 2021-02-19  

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