研究課題/領域番号 |
16K03806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 中央大学 (2019) 新潟大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
咲川 孝 中央大学, 国際経営学部, 教授 (80272805)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 人的資源管理 / 戦略的人的資源管理 / 異文化経営 / 多国籍企業 / ベトナム / 英国 / 仕事の仕方 / 組織文化 / 国の文化 / 異文化研究 / 組織文化研究 / 経営学 |
研究成果の概要 |
経営慣行、特に人的資源管理(HRM)は、人間の手に作られ、それぞれの文化を反映しているといわれる。本研究は、高業績管理慣行に焦点を当て、社会、文化を超えて普遍的か、あるいは文化によって制約をされ、管理慣行は国によって異なり、さらにその成果までも文化によって影響を受けるのかを研究した。集団主義の文化は、高業績管理慣行に関連をしており、社会的文化の次元のなかでも、集団主義の文化によって影響を受けた管理慣行は、製造成果、及び組織風土の改善をもたらした。文化への影響は、多国籍企業と現地企業の間で異なっていた。多国籍企業は、文化に制約を受けないというよりも、国境を越え、文化に適応する努力をしていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル化の時代において、文化を理解することは重要である。しかし、文化は地域だけでなく、速度は遅いが、時代とともに変わり、新しい文化の理解が必要である。本研究は、文化を経営とのかかわりにおいて理解をし、文化が経営慣行に及ぶす影響を実証的に把握した点に意義がある。また、文化の中身まで踏み込み、文化を理解し、その結果を理解しようとした点にも意義がある。
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