研究課題/領域番号 |
16K03832
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
崔 宇 追手門学院大学, 経営学部, 准教授 (60445004)
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研究分担者 |
井戸田 博樹 近畿大学, 経済学部, 教授 (10352957)
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研究協力者 |
JEENANUNTA Chawalit
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | サプライチェーンレジリエンス / インダストリアルインターネット / 組織イノベーション / システム・メカニズム / サプライチェーン・レジリエンス / IoT / SCM / SCMのデジタル化 / サプライチェーン / レジリエンス |
研究成果の概要 |
本研究では、サプライチェーンの寸断と社会システム全体の混乱状態をもたらしうる人的・自然災害の打撃から即時に修復可能とするSCR(サプライチェーンレジリエンス)の実現に向けて多くの試みが挫折している中、レジリエンスの課題をインダストリアルインターネット環境の構築によって克服し、SCM(サプライチェーンマネジメント)のデジタル化に対するインフラ整備の推進は、SCRの増強に有効であることについて検証した。また、先進企業の事例研究および実地調査と分析を通じて、学際的な研究成果に基づき、SCR実現に向けたサプライチェーン・システムのメカニズムの特徴や優劣点などについて明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、日本と東アジア地域での実態調査を通じて、ICT及び人的・組織的要素による企業の情報システムの高度化とSCRの取組に対する認識上の共通点と相違点を把握し、地域性による組織形態の特徴やサプライチェーン・システムのパターン化といった国際比較研究の利点を最大限に生かすことがSCR研究の新しい試みになった。また、近年のサプライチェーンのフラグメンテーションと拠点のグローバル分散化が加速化してきている中、サプライチェーンの寸断と混乱状態の頻発から迅速に回復できるレジリエンス・ケイパビリティの有効性を実証し、今後のSCM研究に新たな展開をもたらすことになった。
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