研究課題/領域番号 |
16K03845
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
柴田 友厚 東北大学, 経済学研究科, 教授 (10380205)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | モジュラー戦略 / 製品開発戦略 / 製品開発プロセス / アーキテクチャー / 製品開発 / 製品アーキテクチャー / 製品戦略 / モジュール化 / 重量級PM |
研究成果の概要 |
グローバル化が急速に進む中で、世界中で事業を展開するグローバル企業にとって重要な経営課題は、いかにしてコストを余りかけずに、多様な市場ニーズに答える製品をつくることができるのかというこである。両者は概念的に二律背反の関係になっており完全に両立させることは難しいが、一定程度両立できるという考え方がモジュラー戦略である。しかし日本企業は欧米企業と比べてモジュラー戦略に立ち遅れてきた。理由の一つは、従来の製品開発プロセスを変更していないことにある。本研究はモジュラー戦略を実現するために適合的な製品開発プロセスはどのようなものかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、これまでのモジュール戦略研究の中で未だ明らかになっていなかった点、つまり、モジュール戦略適合的な製品開発プロセスとは何か、という問いに答えたことである。とりわけ、モジュール化の成否に大きな影響を与えるデザイン・ルール策定プロセスと製品開発プロセスの関係を明らかにした点が大きい。これによって、製品アーキテクチャ論のみならず製品開発論という2つの研究領域に対する学術的貢献が期待できる。同時に、モジュラー戦略の導入に苦慮する日本企業への実践的示唆を与えることができる。
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