研究課題/領域番号 |
16K03849
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
佐野 享子 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (10334020)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 商品開発プロセス / ラテラル・マーケティング / マーケティング・リテラシー / 商品開発 / 新事業創造 / マーケター / 熟達 / 洞察 / 実践知 |
研究成果の概要 |
本研究は、顧客に対して新たな価値を創造する活動をマーケティングと捉え、マーケティングを行う人材 (マーケター) がいかにして新たな価値の創造を行うか明らかにすることを研究目的とし、係る人材育成のための示唆を得ることとした。具体的には、大学において創造的な商品開発を行う人材をマーケターと捉え、創造的思考法をベースにしたラテラル・マーケティングの理論を用いて大学主体の商品開発の事例を分析した。 また、業務の中でマーケティング実践を意識したことがない人材がマーケティング・リテラシーをいかに体得するか明らかにするため、大学職員を受講者とする研修の効果を分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、大学が主体となって創造的な商品開発を行うための理論としてラテラル・マーケティングを取り上げ、係る理論の適用可能性と課題について、理論的に明らかにした初めての研究である点が挙げられる。ラテラル・マーケティングは、フィリップ・コトラーが提唱したラテラル・シンキング(水平思考)に基づいて展開される新市場創造のための理論である。 社会的意義としては、イノベーティブな価値を創造するマーケターをいかに育成するか、具体的な提案を行った点が挙げられる。
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