研究課題/領域番号 |
16K03852
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長谷川 克也 東京大学, 産学協創推進本部, 特任教授 (20409759)
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研究分担者 |
菅原 岳人 東京大学, 産学協創推進本部, 助教 (20573728)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ベンチャー / スタートアップ / ベンチャー企業 / 大学発ベンチャー / イノベーション / インキュベーション / 産学連携 / アントレプレナーシップ / イノベーション・エコシステム |
研究成果の概要 |
東京大学に関連するベンチャーに関して、各社の属性を整理し、どんなタイプのベンチャーがどれだけの経済的価値を生み出しているかを分析した結果、大学発ベンチャーが一定の規模で経済的価値を生み出していることがわかった。また、学生ベンチャーは教員の研究成果をベースにしたベンチャーと同様にイノベーションの担い手として重要な位置を占めていることがわかった。学生ベンチャーは将来の大学の財政を担う寄附者を輩出するという意味からも重要である。本研究をはじめとする各種の知見をもとにして、大きくスケールするビジネスを目指す大学発ベンチャーを起業しようとする際に必要となる知識や手法を整理して書籍として刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、経済発展の源泉となるイノベーションを起こす主体が、大企業からベンチャー企業や大学に大きくシフトしているとの前提に立ち、その中で重要な位置を占める大学発ベンチャーが、イノベーション創出にどれだけ寄与しているかを分析し、ベンチャーからのイノベーション創出メカニズムを解析しようとするものである。持続的な経済発展のためにはイノベーションによる新規産業創出が必要なことは論を待たず、その担い手として大きな期待が寄せられている大学発ベンチャーに関する学術的研究は、企業経営や産業政策のみならず、広く社会に与えるインパクトは極めて大きいものである。
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