研究課題/領域番号 |
16K03859
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 総合研究大学院大学 |
研究代表者 |
西中 美和 総合研究大学院大学, 企画室, 特任准教授 (70770741)
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研究分担者 |
白肌 邦生 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (60550225)
神田 陽治 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80417261)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Leadership / Knowledge co-creation / Innovative thinking / Groupwork / Interaction / Text mining / Future orientation / Emergence / Knowledge Co-creation / イノベーション思考 / 価値共創 / 相互作用 / リーダーシップ / 集団機能 / グループワーク / 合意形成 / 経営学 / 技術経営 / 人的資源管理 / 認知論 / イノベーション |
研究成果の概要 |
研究の成果として、自律したメンバーで構成される現代的なチームにおける未来共創リーダーシップの概念モデルを提示した。 「自然発生的な集団機能としてのリーダーシップが、相互作用によりメンバーの考えを向上させ、かつ、メンバーの考えと自分の考えを集団の知識として合意のもと作り上げ、未来のために創発を起こす場合に、イノベーティブな結果となる」というリーダーシップスタイルを提案した。未来のための創発と、それを推進するリーダーシップのモデル提案は新規性が高い。実務的には、未来共創を促進するリーダーの人材育成に貢献するという意義がある。この研究により第8回知識共創フォーラムにおいて、共創賞を受賞している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、イノベーション思考形成の過程を説明する概念モデルとして、小集団における自然発生的なリーダーシップが、メンバーの考えを集団の知識として作り上げてゆく過程を明らかにした。特に、イノベーション思考が形成される過程として、未来のために、これまでとは異なる新しい考えが創出される過程を導出した。これは、創発的過程の1つの明確化であり、また、現代におけるリーダーとは、どのような働きをしているかを明らかにしたものである。社会的意義としては、イノベーションが求められるディスカッション等でのリーダーシップの1つの在り方を提示し、未来志向的リーダーの人材育成に貢献する。
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