研究課題/領域番号 |
16K03868
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
吉澤 康代 香川大学, 地域マネジメント研究科, 准教授 (60567379)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ワークモチベーション / キャリア発達 / 中高年成人 / 50代前半 / 職種 / 人的資源管理 |
研究成果の概要 |
本研究は「ワークモチベーションのダイナミズムの理論化」を目指し、(1)中高年前期(30代後半、n=33)、(2)中高年中期(40代、n=14名)、(3)中高年中後期(50代前半、n=15名)、(4)中高年後期(50代後半、n=16名)を対象にヒアリング調査を実施した。主な発見は(1)年代によるワークモチベーション要因の「変化」と「変容」、(2)職種共通のワークモチベーション要因、(3)キャリア発達とワークモチベーション要因変化の対応関係、(3)中高年中後期(50代前半)から中高年後期(50代後半)におけるワークモチベーション維持・向上要因の「マネジメントモデル」と「役割モデル」である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は主に2つある。ワークモチベーション(以下、WM)の既存理論は調査時点のWMを捉え、WMの向上要因と低下要因を別々に整理しているが、本研究では同一対象者について入社以降WMが移り変わるプロセスに焦点を当てたことで、WMの向上・低下には共通要因が存在し、その充足と欠乏がWMの向上・低下に影響している可能性を見いだした。もう1つは、年代が上がるにつれてWMの語りが現象から概念へと変化し、50代以降は自身のWMの理論化が就労意欲とキャリア発達に影響する可能性が見えてきた。理論化には「マネジメントモデル」「役割モデル」があり、これらは定年延長など高齢化社会の人材マネジメントに貢献できる。
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