研究課題/領域番号 |
16K03869
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 京都先端科学大学 (2017-2019) 青森公立大学 (2016) |
研究代表者 |
田中 秀樹 京都先端科学大学, 経済経営学部, 准教授 (90567801)
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研究分担者 |
Schmoecker J.D. 京都大学, 工学研究科, 准教授 (70467017)
BYOSIERE P・H・R 同志社大学, ビジネス研究科, 教授 (50367976)
ベルギアワン プラワイラ 京都大学, 工学研究科, 研究員 (80771112)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 自動車保有 / 車種選択 / 若年者 / 男女間比較 / 居住地間比較 / 環境意識 / オンライン使用頻度 / 社会的ジレンマ / 若年層 / 都市間比較 / 社会的要因分析 / 自動車離れ問題 / 自動車保有意識 / 地域間比較 / 自動車の車種選択 / 若年層の心理・意識 / 技術経営 / 心理学 / 交通工学 |
研究成果の概要 |
本研究課題においては、自動車保有意識に影響を与える要因について、日本の若年層(18-25歳)へのアンケート分析を通じて分析を行った。その結果、下記の点が明らかになった。 まず、男性と女性では自動車に対する意識が異なり、女性は自動車の実用性を重視する傾向が男性よりも高いことが明らかになった。オンラインツールやスマートフォンへの関心は高い若者ほど自動車に関心がないことも明らかになった。また、日本の若者は自動車がもたらす環境問題への関心は高いものの、異常気象や大気汚染から自身を守ってくれる移動手段としての自動車への期待を持っており、環境保護と利便性の社会的ジレンマに陥っていることも明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では「若年者の自動車保有及び車種選択に対して影響を与える心理的要因・環境要因」に焦点を当てて、多角的な視点から分析を行った。男女間比較、居住地間比較などを行い、若年者であってもそれぞれの属性や社会環境によって、自動車への意識、車種選択の際の選好性が異なることを明らかにした。 いわゆる「若者のクルマ離れ」の要因の一端を明らかにするために、経営学、交通計画・交通工学、心理学の研究領域を融合させる形で多面的な分析を行った。この点は実務的にも示唆に富む、本研究の特色・独創点である。
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