研究課題/領域番号 |
16K03877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 常磐大学 |
研究代表者 |
文堂 弘之 常磐大学, 総合政策学部, 教授 (30337290)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | M&A / プレミアム / TOB / 買収プレミアム / 経営戦略 |
研究成果の概要 |
戦略的買収、財務的買収、マネジメント・バイアウトの3つの買収タイプにおける買収プレミアムは異なることが明らかとなった。さらに、戦略的買収では、中位の買収プレミアム群において、目標所有比率と買収プレミアムは正の関係、事前取得比率および応募確約株式比率とは負の関係があることが明らかとなった。 さらに買収プレミアムはそのレンジによっても決定メカニズムが異なることが明らかとなった。とくに対象企業の株価の過小評価比率と買収プレミアムの関係が、レンジによって異なることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本企業の買収プレミアムの決定要因について、買収目的および買収プレミアムレンジによって決定メカニズムが異なることが明らかとなった。これは、本事業が実施される以前の先行研究ではまったく存在していない学術的発見である。さらにこれらは、日本の上場企業の経営者およびステークホルダーの意思決定において重要な知見を提供することになるため、大きな社会的意義を有している。
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