研究課題
基盤研究(C)
オペレーションマネジメントやサプライチェーンマネジメントの分野において広く援用されている制御理論を参考にしながら、見える化技術をそれにより管理されるシステムとそれを用いて管理を行う人のコミュニケーションツールとしてとらえ、当該技術の内部的な構造を図式化するための方法論を提案した。また提案書式により事例を記述することを試み、本技術の内部的な構造を表現できることを確認した。また以上のことより、事業所内及び産業間の見える化技術移転について、移転元の知識・技術を参考にしながらも、移転先の課題の掘り下げや組織の状況を加味するといった移転ノウハウの存在を確認した。
生産人口が少なくなる中での更なる生産活動の高効率化の一助となるべく、製造業の生産職場における技術伝承システムの構築方法の確立を目指して、特にトヨタ生産方式やリーンマネジメントに代表される経営管理技術の中心的な活動であり、生産システムの性能向上と人材育成の両面において効果を上げている改善活動において広く普及が進んでいる見える化技術に焦点をあて、改善資産のライフサイクル管理ともいうべき新たな技能伝承論の体系化への示唆を得た。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 13件) 備考 (5件)
International Journal of Industrial Engineering: Theory, Applications and Practice
巻: Vol. 50, No. 1 ページ: 77-91
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