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研究開発者の育成に寄与する人的ネットワークに関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K03911
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関同志社大学

研究代表者

宮本 大  同志社大学, 経済学部, 教授 (30434682)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード研究開発者 / 人的ネットワーク / 能力開発 / 人的資本 / 海外経験 / 人的資源 / 情報移転 / 仕事成果 / 人的資源管理
研究成果の概要

本研究は、研究開発者がもつ人的ネットワークが研究開発活動に与える効果を検証することを目的としている。
得られた研究成果は以下の通りである。まずネットワークが広く、多様な情報を入手できる研究開発者ほど創造的な行動をとる傾向が高く、また客観的な研究・技術成果も高いことが明らかとなった。また多様な人的ネットワークの構築には、従来から知られていた研究開発者の役割や学歴などの要因以上に、大学院生時代以降の海外での経験が極めて重要であることが明らかとなった。
こうした結果から、企業は自社内で研究開発者を育てるだけではなく、海外経験を積ませるなど外部情報を積極的に活用することが重要であると考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今日、企業活動において新たな価値創造がこれまで以上に求められるようになった結果、研究開発者の需要が高まり、とりわけ先端産業において世界的な不足が懸念されている。また日本では少子化の進展だけでなく、学生の理系離れなどによって研究開発者の供給が減少傾向にある。つまり労働市場から優秀な研究開発者を確保することの困難さは一層高まり、日本企業にとって研究開発者の育成は喫緊の課題である。
こうした状況のもと、本研究の知見は、企業の研究開発人材育成のあり方の一つとして多様な人的ネットワークの活用が有効であることを示している。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 日本企業における人的ネットワーク活用に関する研究展望2018

    • 著者名/発表者名
      宮本大
    • 雑誌名

      経済学論叢

      巻: 70(1) ページ: 119-138

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 学習指導要領の変遷と失われた日本の研究開発力2018

    • 著者名/発表者名
      西村和雄・八木匡・宮本大
    • 雑誌名

      クオリティ・エデュケーション

      巻: 9 ページ: 1-22

    • NAID

      40021738640

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 学習指導要領の変遷と失われた日本の研究開発力2017

    • 著者名/発表者名
      西村和雄、宮本大、八木匡
    • 雑誌名

      経済産業研究所ディスカッション・ペーパー

      巻: 17-J-015

    • NAID

      40021738640

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [図書] グローバル研究開発人材の育成とマネジメント2019

    • 著者名/発表者名
      村上由紀子、宮本大、ほか5名
    • 総ページ数
      272
    • 出版者
      中央経済社
    • ISBN
      9784502292316
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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