研究課題/領域番号 |
16K03913
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 立命館アジア太平洋大学 (2018-2019) 立命館大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
高梨 千賀子 立命館アジア太平洋大学, 国際経営学部, 准教授 (00512526)
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研究分担者 |
小田 哲明 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 教授 (80533463)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | CPS / IoT / 企業の境界線 / 標準化 / 特許 / アーキテクチャ / プラットフォーム / エコシステム / サービタイゼーション / 技術戦略 / FAシステムメーカー / 提携買収 / 知的財産 / FA / 競争力 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は2つある。1つは実証面での成果で、G05B19/418(総合的工場管理)分野を対象にAIを用いた特許分析より2つの技術戦略の方向性を導き出し、標準化の動向と合わせて、インテグレーター、デバイスメーカー、IT企業の技術戦略を明らかにした。 もう1つは、新たな技術潮流下での「企業の境界線」の選択メカニズムに関する諸理論の検討を通し、プラットフォーム構築とエコシステム形成という新たなビジネス形態が技術・市場の不確実性が高まる中でスピーディに新事業展開するために、より一層の取引コストの減少、補完資産のより柔軟な取得を可能にすることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は「企業の境界線」に関する諸理論の検討を行うという点で、過去の研究の延長上にあるが、AI、ビッグデータ、IoTなどといった新技術の台頭が目覚ましい中で登場したプラットフォームやエコシステムにおける新しいビジネス課題において、それらのロジックの適応可能性を検討したところに、学術的な意義がある。 また、本研究の社会的意義は、新たな技術潮流の中で、FA業界の各プレイヤーが特許取得や標準化、提携などをとおしてプラットフォーム構築、エコシステム形成を実現しているか、ビジネス界に対して示したことである。
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