研究課題/領域番号 |
16K03933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 岡山理科大学 (2017-2018) 広島大学 (2016) |
研究代表者 |
村松 潤一 岡山理科大学, 経営学部, 教授 (30182132)
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研究分担者 |
張 セイ 岡山理科大学, 経営学部, 講師 (20803472)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 価値共創 / 価値共創マーケティング / 消費プロセス / サービス / 消費概念の拡張 / 文脈マネジメント / 価値共創型企業システム / 共同選択・開発 / サービス提供 / 入り込み / プロセス / 顧客との共同関与 / マーケティング |
研究成果の概要 |
一般に、マーケティング研究は顧客の購買行動に焦点があてられてきた。しかし、本研究では顧客の消費プロセス及びそこで行われるマーケティングに注目した。そして、消費概念を購買後まで拡張することで、新しいマーケティング及び企業システムの可能性を明らかにした。その結果、消費概念を水平的、垂直的に拡張することが可能となり、前者から、文脈マネジメントの考え方が、また、後者から、価値共創を起点とする企業システムという考え方が導き出された。さらに、価値共創は社会システムのもとで行われるが、経済システムと連動することが明らかにされた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日、所有から利用へと人々の関心が移りつつあるが、これまでのマーケティングは、人々に所有を促すためのものでしかなかった。しかし、多くの人々は、所有に拘らず、より良い利用を求めており、本研究は、そのためのマーケティングを消費概念の拡張することで明らかにした。したがって、本研究は、これまでのマーケティング研究において未開拓の領域に挑んだものであり、学術的な意義はきわめて高いといえる。また、それは、今日の人々が求めるマーケティングでもあり、社会的にも有用といえる。
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