研究課題/領域番号 |
16K03940
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小野 晃典 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (20296742)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | カスタマイゼーション・システム / レコメンデーション / マスカスタマイゼーション / パーソナライゼーション / カスタマイゼーション / 企業推奨品 / 中間推奨システム / プロダクト・カスタマイゼーション |
研究成果の概要 |
経験値の高い消費者が、多様な選択肢の中から製品をカスタムしてオーダーしたいと思うのに対して、経験値の低い消費者は、そのようなカスタムオーダーを行うのは困難だと感じる。この困難性はマス・カスタマイゼーションが引き起こすマス・コンフュージョン(大混乱)と揶揄されてきたが、最近の企業は、それを製品推奨によって解消しようとしている。これに関する先行研究は、どんな組み合わせであっても推奨は顧客満足に帰着すると主張した。それに対して、本研究は、オーダーの過程で顧客が選択した部品に応じて推奨する製品を更新するという、よりよいシステムを実証分析によって見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の技術革新を背景にして開発されてきたカスタマイゼーション・システムには、大量生産された既製品では満たされないニーズを満たす潜在性があるものの、オーダーに慣れていない顧客にとっては、かえって厄介である。そこで登場するのが企業による製品推奨であるが、これに関する既存研究は世界的にみて希少であり知見も乏しい。本研究は、推奨方法の最適化に関する理論と実証を実施することによって、最先端のカスタマイゼーション・システムの構築と、それに伴うより良い顧客満足の創造に貢献した。
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