研究課題/領域番号 |
16K03951
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
西川 英彦 法政大学, 経営学部, 教授 (10411208)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ユーザー・イノベーション / 単独創造 / 共同創造 |
研究成果の概要 |
主な研究成果としては、第1に、最も消費者間の共同創造が発生すると想定される、イノベーション・コミュニティにおいて、消費者間の共同創造志向の高さ(つまり、単独創造志向の低さ)は、ユーザー・イノベーションの量(回数や発生の有無)には関係しないが、イノベーションの質(機能性)に影響を与えることを明らかにしたことである。第2に、共同創造の基盤となるコミュニティとの関わりを考慮しつつ、消費者のモノづくりの動機と、ユーザー・イノベーションの発生や公開との関係を明らかにしたことである。第3に、消費者と企業との共同創造による商品という表示が、買い手に与える価値を明らかにしたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、消費者アイデアを起点にした共同創造に関する学術上の研究課題を明らかにできた点である。研究成果が、学術的あるいは国際的な複数の賞を受賞できたことは、その裏付けとなるだろう。 社会的意義としては、近年、クラウドソーシングなど消費者アイデアを活用した製品開発の事例が増加している中、実践する(あるいは、実践しようとする)企業に多くの示唆をもたらす可能性が高い点である。このことは、消費者アイデアが、社会全体で有効活用されることにもつながり、その点でも意義がある。
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