研究課題/領域番号 |
16K03956
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
|
研究機関 | ハリウッド大学院大学 |
研究代表者 |
今井 利絵 ハリウッド大学院大学, ハリウッド大学院大学(ビューティビジネス研究科), 教授(移行) (70298131)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 小売システム / 小売技術 / 国際移転 / 埋め込み / 国際技術移転 / 小売技術の国際移転プロセス / 地理的埋め込み / 社会 / ネット / 小売技術の / アジア小売市場の国際化 / 適応プロセス / 研究レビュー / 日系ドラッグストア / アジア進出 / サービス業の国際化 / 流通システム |
研究成果の概要 |
本研究では、小売技術を4区分(提供物、物流、出店、チェーンストアオペレーション」)、12種類(品揃え、52週MD、店頭演出、接客(教育)、接客(報奨)、物流機能内部化、エリアドミナント、フォーマット開発、棚割標準化、本部MD、中央本部管理、SV制度)に整理し、中国市場で操業する日系小売企業について、それぞれの埋め込み影響と移転戦略およびプロセスを明らかにした。 これにより、小売技術体系として小売システムを定義し、各技術の海外移転プロセスの複合体として小売システムの海外移転プロセスを捉えることができた。またアジア市場や複数小売業態の調査を行い、当該成果の他市場・業態へ適用可能性検証の一助とした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、小売業国際化を時系列に考えた場合の区分である、参入前、参入時、参入後、同化、撤退の5つのステージのうち、参入前、参入時の研究は多く、撤退の研究もそれなりに存在しているが、参入後の研究は非常に限定されている(Dawson&Mukoyama(2006))という状況下で、参入後に焦点を当てた点にある。 また社会的意義は、小売業における日本企業の強みを認識し、それを如何に海外市場で発揮できるか、またどのような環境要因が強みの発揮に影響を及ぼすかを明らかにすることで、ビジネスの戦略決定やオペレーションに寄与する情報を提供した点にある。
|