研究課題/領域番号 |
16K03959
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
冨田 健司 同志社大学, 商学部, 教授 (40329149)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 知識製品 / オープン・イノベーション / 創薬 / 技術志向 / 顧客志向 / コミュニケーション / ライセンシング / 創薬ベンチャー / 候補物質 / プロモーション / 知識商品 / マーケティング / ドラッグ・リポジショニング / 知識 / 取引 |
研究成果の概要 |
本研究は主に製薬産業を調査対象とし、知識の取引を活性化する機会としてオープン・イノベーションに着目した。創薬ベンチャーは知識製品である候補物質を売却するライセンシング(オープンイノベーション)を望むが、思うように成果をあげられない企業も多い。調査の結果、創薬ベンチャーがライセンシングを行うには、顧客志向とコミュニケーションとが重要であることを明らかにした。そして、顧客志向とコミュニケーションへの意識はライセンシングに成功している企業とそうでない企業とで明白な差があった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
創薬ベンチャーは知識製品である候補物質を売却するライセンシング(オープンイノベーション)を望むが、思うように成果をあげられない企業も多い。そこで本研究は、ライセンシングを行うには顧客志向とコミュニケーションとが重要であることを明らかにした。そして、顧客志向とコミュニケーションへの意識はライセンシングに成功している企業とそうでない企業とで明白な差があったことも見出された。本研究では主に製薬産業を調査したが、それ以外の技術志向的な企業でも同様のことが言えると思われる。技術志向企業はマーケティングへの意識を高めるべきであり、これは知識の重要性が高まっている日本経済にとって重要な方策と言える。
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