研究課題/領域番号 |
16K03960
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
長沼 健 同志社大学, 商学部, 教授 (10454480)
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研究分担者 |
高森 桃太郎 関西学院大学, 商学部, 准教授 (10735145)
佐藤 研一 同志社大学, 商学部, 准教授 (40364450)
高杉 直 同志社大学, 法学部, 教授 (60243747)
増田 史子 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (60362547)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 国際運送書類 / 船荷証券 / 海上運送状 / サレンダーB/L / 電子運送書類 / ソフトロー / ハードロー / 国民文化 / 元地回収船荷証券 / 国際商取引 / ハードローとソフトローの循環モデル / 運送書類 / 国際電子商取引 / 国際商事仲裁 / 多文化 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、国際商取引におけるソフトローである実務の形成と定着に各国・地域の文化が影響を与えていることを分析し考察することにある。具体的には、国際商取引で使用される貿易関連書類の中でもサレンダーB/L、海上運送状、そして電子サレンダーB/L といった新しい運送書類を対象にし、それらを使用した国際取引の実務(国際ビジネスコミュニケーション、ビジネス交渉、取引慣行、商慣習そして国際仲裁のルールなど)の形成と定着が各国・地域の文化(国民文化)から影響を受けていることを理論的そして実証的に考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の研究成果により、国際商取引の実務や商慣習がどのように形成され発展していくのかがある程度明らかになったと考える。それは、今後、国際商取引の実務に導入されることが予想される国際電子商取引の普及と その後のルール形成に基礎データを提供するものである。電子商取引は、商取引の効率性・迅速性そして安全性の問題は日本と日本の企業が持続的に成長し発展していくために重要な課題といえる。 また、本研究の成果は、実務の具体的なケースとその要因を提示するという観点から学際的に 研究が進められている自律的秩序(ソフトロー)の形成および定着のメカニズムを説明する一助になると考えている。
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