研究課題/領域番号 |
16K03966
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 阪南大学 |
研究代表者 |
平山 弘 阪南大学, 流通学部, 教授 (00368383)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ブランド価値創造 / プラットフォーム / ブランド価値基盤の転換 / プラットフォーム化 / ブランド価値基盤 / 中小・零細企業 / オープン・イノベーション / ブランド価値 / ローカルニッチ / エコロジカルニッチ / 商学 / マーケティング |
研究成果の概要 |
本研究の成果は、(1)中小・零細企業のプラットフォーム化の枠組みを事例収集と分析を通じて明らかにしたこと、(2)ローカルニッチ産業の類型化と競争優位の源泉を4つの象限(①稀少性差別化②カスタマイズ化③アッセンブリー化④コモディティ化)として導き出したこと、(3)ブランド価値の価値基盤転換モデルを、負の資産、負の負債、負の資本という新たな概念とともに、企業や学校などの組織の事例として提示したことにある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の意義について、比較的狭いローカル同士のネットワーク化によって達成される独自のプラットフォーム化形成、結果としての地域自体がプラットフォーム化する面としての蓄積化・集積化によるプラットフォームの基地化の可能性についても、ブランド価値共創の観点から実証的に明らかにするとともに、これらを中小・零細企業のマーケティング理論構築のための枠組みとして提示した。また、本研究のもう一つの柱であるブランド価値創造戦略の重要性では、「ブランド価値基盤の転換」という概念を提案し、ブランド価値の基盤をなす地下部分にまで価値の対象範囲を広げることで、新たなブランド価値を巡る議論を可視化したことにある。
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