研究課題/領域番号 |
16K03971
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
|
研究機関 | 沖縄大学 |
研究代表者 |
豊川 明佳 沖縄大学, 法経学部, 准教授 (20647226)
|
研究分担者 |
高木 俊雄 昭和女子大学, グローバルビジネス学部, 准教授 (80409482)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 地域ブランド / Place Branding / ディスコース研究 / 沖縄 / 長寿 / ブランドの陳腐化 / CMS / ブランド / デイスコース研究 / Sap / SaP / 経営学 / マーケティング |
研究成果の概要 |
本研究は地域ブランドがいかに形成され、発展・変化していくかについて、以下の2つの問いを設定し研究を行った。それは(1)企業および自治体の当事者が、地域に存在するものの価値が見出されていなかった資源を、どのように意味付けし、価値を付与していったのか、(2)地域ブランドに付与された意味がどのように変化していくのか。である。2016年度は、学説の発展と研究潮流をレビューし、国内と海外の戦略的意味づけの違いなどを明らかにした。2017年度は、沖縄県の「長寿」という表象を事例として調査し、2018年度以降は、その事例における変遷をディスコース分析とSaPの知見を用いて分析し、研究を進展させた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域ブランドが形成されていく過程を構築、崩壊、そして脱構築の3つのフェーズに分けて、CMSやSaPの観点を用いながらディスコース分析を検討を行なっていった。地域ブランドとして用いていた表象が崩れかけた場合、企業や自治体等の当事者はどのような行動をし、どのように脱構築していくのか、その過程をおいながら、地域ブランドを詳細に分析していくといった研究は、国内外においてまだ行われていない。そのためPlace Brandをいかに構築し、維持し、さらに崩壊の危機に直面した際に、どのように脱構築をしていくのかを事例を詳細に追ったことは、学術的インプリケーションに対しても貢献できたと考える。
|