研究課題/領域番号 |
16K03991
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 東洋大学 (2019-2021) 長崎大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
庵谷 治男 東洋大学, 経営学部, 准教授 (20548721)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 会計ルーティン / 管理会計知識 / 知識移転 / 知識能力 / 知識創造 / 管理会計の導入 / 普及能力 / 吸収能力 / 管理会計導入 / 管理会計ルーティン / 制度化 / 動態的変化 / 定性的研究 / 管理会計 / 事例研究 / 管理会計システムの導入 / アメーバ経営 / ルーティン / 管理会計システム導入 / 制度論 / ケース・スタディ / 知識移転理論 / ケーススタディ |
研究成果の概要 |
主な研究成果は管理会計システムの導入プロセスにおいて、会計ルーティンが組織間でどのように移転し制度化されるかを解釈する理論的フレームワークを構築したことである。具体的には会計ルーティンの移転を管理会計知識の移転に置き換え、管理会計知識が送り手と受け手の知識能力を介して移転されるプロセスを描いている。従来の研究が移転後のプロセスを射程としていたのに対して、本フレームワークは移転から移転後の制度化までを連続したプロセスとして析出することを可能としている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、従来の管理会計システムの導入研究が導入直後のプロセス解明を射程としていたのに対して、本研究は導入から導入後の制度化までの連続的プロセスを理論的フレームワークで示し、導入研究の対象を拡張したことである。 他方、本研究の社会的意義は管理会計システムの導入に際して、送り手から受け手へ会計ルーティンが移転されるプロセスにおいて、行為者の知識能力が影響を与えることを指摘し、知識能力の開発の重要性を示唆したことである。
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