研究課題/領域番号 |
16K03998
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
町田 祥弘 青山学院大学, 会計プロフェッション研究科, 教授 (50267431)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 財務諸表監査 / 監査の品質 / 監査品質の指標 / 監査規制 / 監査品質指標 / 監査時間 / 監査報酬 / 監査の品質指標 / 会計監査 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は、以下の3点に要約される。第1に、監査の品質及びその測定に関して、先行研究及び学際的な研究を元に、理論的な枠組みを提示したこと、第2に、監査品質の測定に関して、わが国における監査環境やその制約を分析し、海外で実施されている実証研究において取り上げられている研究テーマの中には、そのままわが国に当てはめることのできないものがあることを明らかにしたこと、第3に、直接、内外の監査事務所に対するヒアリングや実験的な調査を実施して、監査の品質測定にかかるいくつかの研究を提示したことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国において監査の品質に関する研究は、まだ限られている。その上、監査の品質の測定に関しては、日本公認会計士協会から監査品質指標(AQI)の研究報告が公表されたものの、監査報酬等を除いてデータベースとして入手できるものは限られているため、研究は緒に就いたばかりといえる。そうした中で、本研究は、監査品質の測定に関して、わが国における監査環境やその制約を分析するとともに、直接、内外の監査事務所に対するヒアリングや実験的な調査を実施することで、監査の品質測定にかかる研究を提示していることから、今後、本研究を先行研究とした後続の研究の進展に繋がるものと期待される。
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