研究課題/領域番号 |
16K04000
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
吉田 栄介 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (20330227)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 管理会計 / テンション・マネジメント / 見える化 / 処方箋 / 業績管理 / 原価企画 / 逆機能 / 非営利組織 / 業績評価 / 予算管理 / 非財務業績 / 手続きの公平性 / 革新的生産管理手法 / 主観的業績評価 / 包括的業績評価 / 予算厳格度 / 非財務指標 / 客観的業績評価 / テンションマネジメント / プロセス産業 / 会計学 |
研究成果の概要 |
研究成果の具体的内容としては,第1の研究目的については,従来から指摘されてきた対人関係に加えて手続きの公平性が重要であることや,不確実性の高い環境下では予算厳格度を低め業績評価の主観性を高めることが財務業績を高めることを明らかにするなど,目標設定と評価とのバランスを強調した。 第2の研究目的については,プロセス産業では挑戦的目標原価と部門間協働の相互作用が原価低減を促進することなど,目標設定とその達成のためのサポート体制とのバランスを強調した。また革新的生産管理手法が組織に導入される時に生じるテンションに対しては地道に局所的に対処し続けることで円滑に業務プロセスが運ぶこともわかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の意義・重要性として、管理会計によるテンション・マネジメントによる経営問題への処方箋を示してきた。具体的には、テンションの見える化が重要であり、いかなるマネジメント・コントロールにも順機能とともに逆機能が伴うことを知り,関連する組織のルールや仕組みが及ぼす影響に十分に配慮する必要があることを示した。
|