研究課題/領域番号 |
16K04002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
岩田 弘尚 専修大学, 経営学部, 教授 (50406360)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | レピュテーション・マネジメント / コーポレート・レピュテーション / 戦略的マネジメント / 管理会計 / 企業の評判 / ステークホルダー / インタンジブルズ / 戦略 / 経営学 / 会計学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,コーポレート・レピュテーションを形成する諸要因の関係性を明らかにした上で,コーポレート・レピュテーションを戦略的にマネジメントする理論フレームワークを構築することであった。この目的に対して,まず,消費者を対象とする質問票調査に基づいて,レピュテーションが情緒レピュテーションと組織レピュテーションの2つから構成されていることを明らかにし,それらとステークホルダー・ロイヤルティの関係を共分散構造分析によって実証した。さらに,レピュテーション・マネジメントを企業の戦略的マネジメント・システムに統合するためのフレームワークとして,循環型マネジメント・システムを提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提示したフレームワークは,日本企業がコーポレート・レピュテーションを向上させたり,その毀損を防止したりするための具体的な手段の獲得に寄与できると期待される。具体的には,企業はバランスト・スコアカード(BSC)を利用した循環型マネジメント・システムにレピュテーション・マネジメントの考え方を統合することで,レピュテーションに関する戦略と業務のPDCAサイクルが確立し,企業価値創造につなげることができる。
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