研究課題/領域番号 |
16K04032
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
林 拓也 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (90322346)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 計量社会学 / 地位集団 / ライフスタイル / 職業志向性 / 社会学 |
研究成果の概要 |
格差をともなう人々のライフスタイルの分化について、社会経済的地位、文化活動と消費行動、社会的ネットワークの観点から検討した。また、こうしたライフスタイルの基底にあると想定される社会意識について、日本社会に対する現状認識と将来の志向性の2つの側面から検討した。これらの連動を説明する地位集団を析出するために、職業への距離認知を指標とした方法論的な検討と、詳細な実証分析を展開した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
職業間距離を指標とした人々の集団分化について、一次元的な地位による分化だけではなく、ジェンダー分離を含む多元的な分化が検出された。他方で、その主軸である地位集団の分化は、ライフスタイルの分化と対応していることも明らかになった。すなわち、地位集団分化が社会的ネットワークを経由することにより、消費行動(倫理的消費)を促進するという影響経路が検証された。
|