研究課題/領域番号 |
16K04043
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 長崎ウエスレヤン大学 |
研究代表者 |
吉野 浩司 長崎ウエスレヤン大学, 現代社会学部, 准教授 (40755790)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 社会学史 / ソローキン / 利他主義 / ロシア / チェコ / イタリア / 亡命知識人 / ロシア社会学 / チェコ社会学 / イタリア社会学 / チェコ社会学史 / A.I.ブラハ / 亡命ロシア人 / チェコ国立文学研究所 / チェコ科学アカデミースラブ研究所 / 妙好人 / 善き隣人 / サンクト・ペテルブルク大学 / マキシム・コヴァレフスキー / ロシア社会学史 / チェコスロバキア / マサリク / 社会学 |
研究成果の概要 |
本研究で明らかになったことは、P.A.ソローキンの最大の功績は、利他主義社会学の創造であったということである。そのために、あまり知られていなかったロシア時代の未公開文書を、彼の後年の社会学的著作と照らし合わせるという作業を重ねた。またそれにより、亡命ロシア知識人という彼の立場が、それに大きく影響を与えていることが判明した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人が幸福に生きるためには、「きずな」や「連帯」が重視されるようになった。それを増進することをめざす利他主義社会学が、ソローキンの手によって着手されていたことを明らかにするとともに、その内容の整備のための土台作りに成功した。またロシア、チェコ、イタリアなどでのフィールドワークの結果、ソローキンを中心とする国際的な研究サークルを形成することができ、今後の国際的学術交流の基礎を築くことができた。
|