研究課題/領域番号 |
16K04064
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
CAVALIERE PAOLA 大阪大学, 人間科学研究科, 特任准教授(常勤) (10769582)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ジェンダー / 宗教 / 市民社会研究 / 社会貢献活動 / エンパワーメント / 災害研究 / 宗教的社会貢献活動 / 災害支援活動 / 市民社会 / 参加型開発 / 宗教の社会貢献 / religious civil society / empowerment / participatory democracy |
研究成果の概要 |
近年の宗教社会学では多くの日本宗教団体が迅速に社会支援と復興活動を計画し、地域資源としての宗教団体の重要性が明らかになったのである。その多くの宗教団体では女性が大多数を占め、社会貢献活動には主要な役割を果たしている。本研究の目的は宗教的背景を持つ女性がどのような資源を生かして、社会貢献活動によってどの程度社会参加の進展するのかを検討した。それが女性の参加が実際のエンパワーメントや社会参加の拡大につながり、民主化のための目的達成手段となりうるのかという点を明らかにしようと試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「ジェンダー・宗教・市民社会研究」という3つの研究動向をつなぐものとして、本研究は学際的なアプローチによって宗教的社会貢献活動において女性の役割と女性のエンパワーメントを検討した。宗教団体に所属する女性たちの社会貢献活動は宗教的市民社会形成の担い手であると言える。このような宗教的市民社会形成の拡大中、女性の社会参加の進展、民主化、エンパワーメントとジェンダー平等に大いに関わっていると考えられ、宗教的背景における社会貢献活動の役割を理解する上で重要な意味合いを持っている。これらのテーマに貢献する本研究は、国内外学術界において国際的な研究行動に位置付ける。
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