研究課題/領域番号 |
16K04066
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 安田女子大学 (2018) 岡山大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
野邊 政雄 安田女子大学, 心理学部, 教授 (90218347)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | キャンベラ / 都市開発 / 田園都市 / 近隣住区論 / 人工都市 / 首都機能移転 / 都市再開発 / 路面電車 / 高密度化 / メルボルン / シドニー / 都市計画 / 計画都市 / 社会学 |
研究成果の概要 |
連邦政府や自治政府(ACT政府)の都市開発担当者、住民運動のリーダーに聞き取り調査をしたり、自治政府の職員や住民が集まって都市開発について話し合う会合に出席したりすることによって、キャンベラの都市開発の情報を収集した。そして、1997年当時と比べて、キャンベラの都市開発がどのように変化したかを解明した。 キャンベラは理想都市とすべく人工的に建設された都市である。しかし、1989年に自治政府が設立され、都市開発の経費は自治政府が捻出しなければならなくなった。キャンベラは特別な地位を剥奪されたことによって、産業振興に重点を置いた都市になってきている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
キャンベラは、20世紀のニュータウン建設の理念を生かして建設された、理想都市であった。1980年代から新自由主義が広まったために、キャンベラに自治政府が設立され、財政的に自立することになった。その結果、キャンベラが理想都市から産業振興に重点を置いた普通の都市に変化してきていることを明らかにしたことが、学術的・社会的意義である。。
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