研究課題/領域番号 |
16K04084
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
松宮 朝 愛知県立大学, 教育福祉学部, 准教授 (10322778)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | コミュニティ / ネットワーク / 愛知県 / コミュニティソーシャルワーク / 共生 / 地域共生社会 / 地域包括ケアシステム / 地域福祉 / 地域 / 都市 / 長久手市 / 孤立 / 地域包括システム / 市民農園 / 孤独死 / 孤立死 / 都市農業 / 多文化共生 / 西尾市 / 農の活動 / コミュニティソーシャルワーカー / 地域包括ケア / ソーシャルワーク / 社会学 / 社会福祉学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、地域包括ケアシステム、地域共生社会の推進を目指す地域福祉政策の影響のもと、どのように地域コミュニティ形成が進むのかを明らかにすることである。この点を明らかにするために、地域コミュニティ理論、コミュニティ調査の方法論を検討し、愛知県における地域コミュニティの事例分析を実施した。地域コミュニティへの期待が高まる中で、排除しない形での地域コミュニティの持つ方法に関する知見を積み上げていくことが、地域コミュニティの公共性を可能とする条件を探る、その意味では公共社会学的な方法論としてのコミュニティ研究を展開する手がかりとなる知見を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域福祉における「地域共生社会」の推進、貧困・孤立対策など、さまざまな福祉的課題に対して地域コミュニティが重要な位置を占めるようになっている。にもかかわらず、近隣関係の縮小、ネットワーク形成が十分に実現されない状況となっている。こうした中で、新たな地域コミュニティ創出の可能性を、愛知県の事例から明らかにすることで、コミュニティ解体・縮小に対する、コミュニティ創出論の一端を示すことができた。これは、地域福祉政策や、多文化共生施策の推進という実践的課題に対しても意味を持つものと考えられる。
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