研究課題/領域番号 |
16K04094
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
塩原 良和 慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (80411693)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 多文化主義 / 移民 / 先住民族 / シティズンシップ / 排外主義 / 分断 / 社会学 / 難民 / イスラム / オーストラリア / レイシズム |
研究成果の概要 |
本研究は、現代の社会変動がもたらす国民国家のシティズンシップの変容をエスニック・マイノリティとマジョリティ国民の関係性の変化という視点から考察することで、日本を含む先進諸国における多民族・多文化共生の社会学的研究に貢献することを目指した。具体的には、移民、難民・庇護申請者、先住民族が国民国家のシティズンシップへと包摂されるあり方がグローバル化と新自由主義の影響によってどのように変容しているのかを、日本とオーストラリアにおける社会学的現地調査と国際比較分析によって明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、先行研究が指摘してきた、グローバリゼーションと新自由主義がもたらすナショナルなシティズンシップの動揺と分裂のあり方について、先住民族を含めたエスニック・マイノリティとマジョリティ国民の関係性という独自の着眼点から綿密な社会学的な現地調査を実施し、そこから得られたデータに基づいた理論的一般化を行ったことにある。さらに、日本とオーストラリアを題材とした比較考察を行う点にも特徴があった。またこうした研究を著書、論文、学会等での報告として公開することで、多民族・多文化共生を目指す学問的・実践的取り組みに貢献することができた。
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