研究課題/領域番号 |
16K04098
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
西村 祐子 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (80276451)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 皮革 / ユダヤ系 / 被差別部落 / グローバル産業 / ラグジュアリー産業 / ムスリム / 客家 / ブランディング / マージナリティ / ギルド / 皮なめし / 文化史 / 革をつくる人々 / Japanese Leather / グローバル化 / 皮革ビジネス / ジェネレーションX / ユダヤ人 / 革の道 / ディスコース / ミレニアル世代 / 社会学 / マイノリティ |
研究成果の概要 |
伝統的皮革業集団としてアジア、日本、欧州、北アフリカ、北アメリカなどの被差別集団と皮革の結びつきを研究した。また現在のグローバルファッションと皮革産業の連関性に着目し、被差別民の抱えるシンボリズムとの両輪によって分析をおこない、ブランディングのメカニズムに注目した。現在その成果を岩波新書から一般読者にむけて発信する準備が整っており、現在90%が完了した。コロナ禍によるグローバル産業の大幅な変更により、それを加味した分析を10%加える予定となっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の被差別部落の皮革産業における伝統的技術や歴史などが比較文化的アプローチのなかでブランディングとして再生できる可能性を示唆した。また、ユダヤ系皮革専業集団がもつ多角的な皮革産業の展開のなかにブランディング戦略を研究することで皮革のシンボリズムがもつ多義性に注目することが出来、ブランディングのメカニズムの研究としてあらたな方向からのグローバル産業へのアプローチが可能となった。
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