研究課題/領域番号 |
16K04141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
金川 めぐみ 和歌山大学, 経済学部, 准教授 (70335496)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 母子生活支援施設 / アウトケア / ひとり親家庭福祉 / 家族政策 / 母子福祉 / 社会福祉 |
研究成果の概要 |
本研究は、生活困難を有する母子家庭支援を行う「母子生活支援施設」における施設外支援(アウトケア)の現況と課題を分析するものである。3か年の計画を通じて、本研究では母子生活支援施設におけるアウトケアの状況を大まかに把握することができた。 さらに上記研究課程を通じて、母子生活支援施設の具体的状況を把握するために、その関連法である母子父子寡婦福祉法および母子父子寡婦就業支援特別措置法の成立過程と改正経過についても詳細に研究を実施した。結果として、母子生活支援施設をめぐる過去の状況と現代の課題が鮮明になったといえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義や社会的意義は以下の通りである。 まず、そもそも母子生活支援施設を学術的に分析する先行研究がほとんどない状況において、本研究で積み重ねた研究成果は、学術的検討を深化させることにつながった。また母子生活支援施設における母子家庭の意見を収集することにより、今後の母子家庭の自立支援施策の形成に寄与した。さらにこの類の施設をどのような手法で運営しているかは当該施設のケア担当者間でも共有されておらず、各施設が手探りで施策を進める傾向が強い中、各施設がもつ課題点がより詳細に指摘でき、今後の事業の進め方に十分貢献できた。
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