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精神障害者の在宅勤務の導入・定着における企業の環境整備分析と複合的支援の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K04143
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関岩手県立大学

研究代表者

山岡 由美  岩手県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (30410442)

研究分担者 高田 梨恵  岩手県立大学, 社会福祉学部, 助教 (10448615)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードテレワーク / 障害のある人たち / 企業 / 環境整備 / 就業支援事業所 / 在宅就業 / 多様な働き方 / 障害者 / ネットワーク / 精神障害者 / 支援機関 / 社会福祉関係
研究成果の概要

本研究において、在宅勤務を進める上での環境整備については、できることを明確にし、個々の特性をうまくつなぎ合わせ、生産性の向上に結び付けていくことが重要であることが示された。また、共同受注という方式により、販路の拡大や仕事量の確保目指すことが必要であること、さらに、わが国で多数を占める中小企業での「在宅で働くこと」を実現させていくことが、今後の在宅就労支援の方向性であることが分かった。
これらの調査・研究等を通して、東北地域のみならず、全国的な規模での支援事業所での実情を把握でき、また、今後の研究事業の展開において、企業及びハローワーク等行政機関への調査に結び付ける足がかりとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、精神障害者雇用者数は大幅に増加しているが、雇用継続を支援する措置やキャリア形成を促進する措置、雇用管理改善への対応が求められている。
ICT (情報通信技術)を活用した多様で柔軟な働き方を進めていくうえで、精神障害者の特性等に応じた働き方の実現には、企業の環境整備の分析及び地域の就労支援機関や就職困難者の中核的支援機関であるハローワークとの複合的支援での取り組みの推進が求められる。これは、わが国の今後の障害者雇用のあり方においても重要な視点として提示されており、学術的な意義のみならず。社会的な意義を十分に反映した研究である。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件、 査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 東北地域における障害のある人たちのICT(情報通信技術)を活用した仕事と在宅就労の可能性-東北、中国及び四国地域の障害者就労支援事業所等調査を通して‐2019

    • 著者名/発表者名
      山岡由美・髙田梨恵
    • 雑誌名

      岩手県立大学社会福祉学部紀要

      巻: 21

    • NAID

      120006647689

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 東北地方における障害のある人たちのICT(情報通信技術)を活用した仕事の拡充と在宅就業の可能性‐障害者就業支援事業所等への調査を通して‐2018

    • 著者名/発表者名
      山岡由美 高田利恵
    • 雑誌名

      岩手県立大学 社会福祉学部紀要

      巻: 20 ページ: 37-46

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 障害のある人たちのICT(情報通信技術)活用した仕事の拡大と在宅就業支援の可能性について2018

    • 著者名/発表者名
      山岡由美・高田梨恵
    • 学会等名
      日本社会福祉学会第66回秋季大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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