研究課題/領域番号 |
16K04146
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
金木 ちひろ (河村ちひろ) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (00290065)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | てんかん / 患者 / 当事者 / セルフマネジメント / 治療 / ソーシャルワーク / リカバリ / 精神保健福祉 |
研究成果の概要 |
てんかんはいわばありふれた神経疾患である。セルフマネージメントはてんかんのある人(PWE)の健康とQOL増進において重要な概念である。てんかんのセルフマネージメントプログラムが必要であり、世界中の多くの研究がなされてきた。わが国のてんかん研究でも数多の研究がなされてきたが、PWEの心理社会的側面に関して、特にその質的研究はやや低調である。本研究では、今後の我が国におけるより効果的なセルフマネージメント支援策を目指して、その基礎となる質的研究を行った。インタビュー調査で本人の語りから得られたテーマは26項目にのぼった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
てんかんのある人々自身による語りの分析を通して、どのように病に対処し生活をしているのかを描きだすことよって日常生活や社会生活において必要な支援を行う方法への示唆を得ることができる。てんかんの包括的ケアの構築と実践に対する貢献、とりわけ心理社会的側面からの支援への貢献という意義をもつ。学術的には、わが国ではまだ数少ない、てんかんの心理社会的側面の質的研究への貢献という意義がある。
|