研究課題/領域番号 |
16K04157
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
柴田 有記 (大賀有記) 愛知県立大学, 教育福祉学部, 准教授 (30708748)
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研究分担者 |
小原 眞知子 日本社会事業大学, 社会福祉学部, 教授 (50330791)
木戸 宜子 日本社会事業大学, 福祉マネジメント研究科, 准教授 (80386292)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 在宅緩和ケア / 独居高齢者 / 危機介入 / スーパービジョン / グリーフワーク / チーム機能 / 自己決定支援の意義 / 在宅看取り支援 / 支援者支援 / 死生学 / ソーシャルワーク / 死生観 / 福祉職 / ケアマネジャー / 在宅医療ソーシャルワーカー / 緩和ケア / 地域 / 民族 / 宗教 / 社会福祉関係 / 看取り / 独り |
研究成果の概要 |
独居高齢者の在宅緩和ケアに関わる在宅医療ソーシャルワーカーやケアマネジャーら福祉職は、所属組織と、その組織を越えたチームで業務を行っている。彼らの業務遂行バックアップのためには、スーパービジョンの連携体制を組み、チーム機能を十分発揮できるように促すことが必要である。その体制下で、①支援者のグリーフワークの理解と対応、②ビリーブメントの啓蒙、③高齢者の自己決定支援の意義の再検討、④解決できないことへの対応等について、定期的かつ頻回なスーパービジョンで取り扱うことが必要である。このようなスーパービジョン体制は、在宅緩和ケア領域のメゾ・マクロレベルのソーシャルワーク支援の評価に貢献できると考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
在宅緩和ケアに関わる在宅医療ソーシャルワーカーやケアマネジャーら福祉職の業務バックアップ策として、所属組織とチームのスーパービジョン体制の連携という観点から言及したことは学術的意義がある。そして、定期的かつ頻回なスーパービジョンで取り扱う内容として、支援者のグリーフワークの理解と対応、利用者の意思を実現できない状況下においても自己決定支援を行う意義等を示した。このスーパービジョンの連携体制は、メゾ・マクロレベルの組織構造的なものであり政策策定過程にも関与する。このようなマクロの構造の中で、福祉職の業務バックアップ策を位置づけて提示したことは社会的意義がある。
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