研究課題/領域番号 |
16K04170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 福岡県立大学 |
研究代表者 |
奥村 賢一 福岡県立大学, 人間社会学部, 准教授 (90584699)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 不登校 / 児童 / 生徒 / 早期発見 / 未然防止 / スクリーニングシート / スクリーニング / シート開発 / 社会福祉関係 |
研究成果の概要 |
本研究では、不登校児童生徒の早期発見・未然防止に向けたスクリーニングシート(以下、シート)の開発を目的に、3自治体において行った不登校児童生徒の実態調査から分析を行い、以下の研究成果を得ることができた。 A市では要保護児童対策地域協議会と教育委員会の共同研究としてシートを開発した。令和元年6月より市内小中学校において試行的に運用を開始した。B市では平成30年度より市内のモデル中学校区にてシートの活用を開始して、小中連携のツールとして予防的活用を行っている。C市ではシートの開発には至らなかったが、平成29年度より不登校対策推進会議を立ち上げて年3回の研修および協議を継続して取り組んでいる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、3自治体の協力により実施した調査により不登校児童生徒の実態を明らかにするとともに、それらの分析から2自治体においてスクリーニングシートを開発して実際に試行的な運用を開始することができた点に学術的な意義を見出すことができる。今後はスクリーニングシートの検証を継続的に行うなかで改良を行い、不登校の早期発見・未然防止に向けた支援ツールとして本格的に活用されることを目指すことで社会的な意義を高めていきたい。
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