研究課題/領域番号 |
16K04173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 北星学園大学 |
研究代表者 |
田辺 毅彦 北星学園大学, 文学部, 教授 (50217105)
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研究分担者 |
長田 久雄 桜美林大学, 自然科学系, 教授 (60150877)
赤木 徹也 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 准教授 (60338275)
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研究協力者 |
足立 啓
小林 弥生
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 特別養護老人ホーム / 持続可能システム / ユニットケア研修 / バーンアウト / 情緒的消耗感 / 脱人格化 / 個人的達成感 / ユニットケア / 家庭的雰囲気 / 介護環境設定 / 介護職場の理念 / 介護ロボット利用 / 業務のICT化 / 介護職員研修 |
研究成果の概要 |
本研究は,特別養護老人ホームにおける持続可能な介護システムの研究として、ユニットケア実施における,介護職員のバーンアウトの特徴とそれを解消するためのユニットケア体制の研修効果を明らかにするという視点から調査を行った。その結果 、ユニットケアの研修指定を受けた施設の方が,そうでない通常のユニットケア施設に比べて、バーンアウト得点が低いこと,研修によるユニットケア技術の促進が介護職員のバーンアウトを低減することが明らかとなった。それでも、バーンアウトのうち,個人的達成感は低いままであり,今後の検討が必要であると考えられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、日本の介護現場では、人手不足が深刻な問題となっており、これが解消されなければ、利用者のQOLを高めることが明らかになっている個別介護を目的としたユニットケア体制が維持できなくなる可能性が高い。本研究は、ユニットケアにおける介護職員のストレスの特徴をバーンアウトの視点から明らかにして、ユニットケア研修による職員のストレス軽減の効果も確認できたため、これらの知見が、今後の介護現場でのユニットケア体制の維持に寄与できるものと確信している。
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